「ぽーれぽーれ8月号」「認知症の人と家族の会」

 「認知症の人と家族の会」結成35周年。
 「2017 ADI国際介護を京都で開催」
 「認知症 ともに暮らそう この街で 世界アルツハイマーデー ポスター
リーフ完成」とある。9月は世界アルツハイマー月間なので、「家族の会」は21日の世界アルツハイマーデーを中心に、全国各地で啓発活動に取り組む。
 リーフレットが同封されていた。表紙は「認知症 ともに暮らそう この街で」とあり、木の周りを男女と子供の計3人が囲んでいる。ところが開くと
認知症への無理解により家族が悲しい思いをすることをなくそう!」
認知症の人と家族が安心して暮らせる社会へ!」
認知症列車事故 最高裁は家族の責任を問わない決定を!」
「暴れる母を必死で止めたら罪に・・・!? 誓って暴行などしていない。辛い目にあう人を二度とつくらないで 」
「関係者はもっと現実を知ってもらいたい 医師・杉山孝博・家族の会副代表」
とある。列車事故は報道でご存じかと思う。もう1つの「暴行」事件は、佐保輝之・ひかる夫妻のお母さんがなくなった原因が夫妻の暴行であるとして逮捕されたそうだ。夫妻は一貫して否定したが、大阪地裁は傷害致死罪で懲役8年の実刑判決。大阪高裁は暴行罪に変更し罰金20万円。夫妻は事実上の逆転無罪であると考えて上告を断念し、刑が確定。完全無罪でないことが悔しい。
杉山先生は「捜査や法曹関係者に認知症と介護の知識が足りない。また不当な判断をされた人が相談できる機関を設けることが必要だ」と言われる。