いちじく

  墓掃除に行った。
 昨日のいちじくを切ってみた。
 中が空洞になっている。
 甘くもないし、水分も足りないし、できそこなった。
 だから、からすも、まだ若いのを落として、半分も食わずに捨てている!けしからん。
 柴栗が道に落ちているのに気がついた。
 通りがかった親子が拾いかけたので、栗の下を掃除した。
 今日の分をあげて、「また次の土曜日か日曜日においで」と言ってあげた。
 宣伝に「たたかうおばあちゃんブログ」最近号をあげて「自然や農業がのっているからね」と言うと、そのお父さんは「ご主人は民生委員でしたね」とご存知だった。
 思わぬところで役にたった。
 栗の下からもっと広く、下草を刈って、つつじの剪定までして、なんだか、お坊さんを迎える雰囲気になってきた。