DECOクレイクラフト講習会
今日はいよいよ婦人会の講習会本番だ。
朝から理事会をして「みなさん、大丈夫です!できます」と言ったのだが、昼ごはんもさっさと食べて講堂に移動する。
会場は5つのグループに分かれるようにした。
教養部員一同が5〜6人のグループについてアシスタントをする。
クラフト用の粘土で作る薔薇の花は、なにしろ難しいので、部員一同緊張している。
私もゆとりがない。
受付をして、開始。
会長挨拶のあと、先生を紹介したが、「よろしく」とおっしゃっただけ。
私が説明をする。
「これは宮井和子先生が始められたもので、粘土の薔薇が乾くと磁器のようになります。
ポイントは2つ。
作る途中で粘土を乾かさない。
できあがった薔薇は柔らかいので、さわらない。つぶれます。乾くまでさわらない。
では、薔薇を作る順番です。
粘土を小さく丸める。(マル・○!・の看板を部員さんがあげる。うちわにお菓子の箱だった大きな厚紙を貼り、色画用紙の○を貼った。)
次にその○を、下を細くして、涙型にする。(同じく、涙!・の看板をあげる)
次に、涙型を手のひらにのせて、もう片方の手で、押しながら花びら型に広げる。(花びらの看板をあげる)
とまぁ、説明はうまくいった。こんな看板なんて考えつくのが、さすが、私、すもも流!自画自賛。あはは。
説明は終わったが、いざ、作るのはなんと難しい。
グループの人に教えながらも、しょっちゅう「せんせ〜い!」と呼びに行ったり、グループの人を連れてよそのグループに教えている先生を見に行ったり、の連続。
なにしろ、花を組み立てるのが難しい。先生に手伝ってもらう人が続出!
組み立てて、下をつぼめると、花びらがぱっと開く。感激の一瞬だね。
花の裏に爪楊枝を刺して、それを台に突き刺して乾かす。
この時に部員さんが扇風機を持って来てくれて、速く乾いた。ヒット作だった!
次に白い粘土を広げてハンカチを作り。石鹸を包む。
この石鹸のいろいろなこと!大きいのや、小さいのや、丸いのや、「箪笥の引き出しに入れて、香りを楽しんでいた」と言う、年代ものやら・・・。
とにかく、予定の2時間たっぷりかけて、出来上がり、皆、安堵の表情であった。よかった〜。
かたづけを婦人会の理事さん初め、参加者の人にも手伝ってもらい、なんとか終了。
部室に戻り、会長さんと先生お二人とお茶にして、ようやく、部員さんが「よかった〜。ほっとした」とにこにこになった。
ほんとに難しかった。
あとは家で乾いた薔薇をつけてもらったら出来上がり。
市民文化祭の婦人会の部屋に展示をする。