金澤翔子さんの席上揮毫と講演会

 金澤翔子さんの書展が明日から芦屋で開かれることをミニコミ誌で知り、ネットで調べたら今日の講演会が見つかった。
 若い友人と行った。
 翔子さんはご自分の著書に署名しておられた。私達も並んで本を買い、署名していただいた。
 本は何冊もあったが、一目で「お母様大好き」を選び、係の人の「はがきはプレゼントです。お好きな文字をどうぞ」と言われるのに、「笑」の文字を選んだ。
 会場はいい感じ。前から2列目に座った。
 席上揮毫は初めて。翔子さんが元気良く登場「共に生きると書きます」と言われ、拍手。座ってお祈り。
 お母様が登場、墨を含ませるお手伝いをなさったり、書いた文字に紙かな?当てて余分な墨を拭き取っておられた。
 一画ごとに墨を含ませ、書いていく。
 時々、翔子さんがお母様に何か言われる。そのうち、大好きなお母様の手にキスする。かわいらしい!
 書き上がり、小筆にかえて、署名される。最後に落款を押すとき、翔子さんは何度も紅をつけ、落款を押す翔子さんの手にお母様が手をのせて力をこめておられた。
 揮毫を初めて見て、素晴らしいと思った。わずか10分の息詰まる時間だった。
 書き上がり、係りの人が両方から持ち上げて見せて下さったが、素晴らしかった。
 お母様の講演が始まるときも、翔子さんは嬉しくてたまらない。言いたくてたまらない。「金澤翔子です。30歳になりました。一人ぐらししてます」と言われた。
 お母様のお話だと、実家から5分のところに部屋を借りて一人ぐらしだそうだ。地域は我が家と変わらない環境なので、朝はモーニングを食べに行く。昼はインスタント。夜は自炊。小さいころから鍛えられ、お料理は上手で、講演会の最後にも、翔子さんは「ディズニーランドの裏です。遊びに来て下さい。ハンバーグ作ります」と言われ、会場の笑いを誘った。それも「やせるハンバーグ」なのだそうだ。
 お母様の講演は良いお話だった。
「翔子はみんなに喜んでもらいたい、それだけです」とおっしゃった。だからいつもニコニコなんだ。
 講演が終わるころ「翔子はマイケルジャクソンさんが好きです」と言われ、翔子さんが踊ってくださった。YouTubeで覚えたそうで、リズム感良く、かわいらしい!
 会場は「来て良かったね〜」というムードいっぱいだった。良い時間だった。