危機管理意識の欠如

 国道の草刈りの話ではない。
 「認知症の人が徘徊」とか言って探してもらうことがある。
 捜索範囲を超えた場所でみつかったとして、それは「無事でよかった〜!」と胸をなでおろすことだけれど、他にできないものだろうか?
 警察や消防団自衛隊を動員しても限りがある。
 「公共の組織ではこの範囲しかできないので、その外側の皆さんもちょっと自分の敷地を見て、迷い込んでいないか、見て下さい」という広報ができないのだろうか?
 認知症の人を介護している人が普段からまわりの人や組織やら、町の人にたのんでおくことも大事。
 私たちも隣接に施設があるので、時に迷子、時に脱走を企てる人をみつけることがある。もちろん自分で追いかけたり、施設に知らせて迎えに来てもらう。
 でもその前に、施設の方も、職員は「いつか地元の人の世話になる」という感覚を持って仕事をしてほしい。