「脳が壊れた」

鈴木大介著、新潮新書、2016年
神大病院の大学生協のショップで買った。
「41歳、脳梗塞になりました」と帯にある。続いて「深刻なのに笑える、感涙必至の闘病ドキュメント、養老猛司さん、感嘆!」
ついでに帯の裏に回ると養老さんの推薦文があり「読後感がとても明るい」とある。
そうかなあ?大変だあ〜、が読後感で、ふーん、そうなるのか、が次で、明るいなんて、とても、とても。鈴木さんが書いてくれたからわかったことがたくさんあった。

まえがき
第1章 どうやら脳がまずいことになったようだ
第2章 排便紳士と全裸の義母
第3章 リハビリは感動の嵐だった
第4章 リハビリ医療のポテンシャル
第5章 「『小学生脳』の持ち主として暮らす」
第6章 感情が暴走して止まらない
第7章 本当の地獄は退院後にあった
第8章 原因は僕自身だった
第9章 性格と身体を変えることにした
第10章 生きていくうえでの応援団を考える
鈴木妻から読者のみなさんへ
あとがき