目が痛い

 昨日は久しぶりに良いお天気だったが、気温は低くて、風も冷たかった。洗濯物を干す途中で凍った。
 ばあちゃんはデイサービスから帰ると、外へ行った。すぐに帰ってきた。私が「寒いから、行ったらあかんやろ?」と言うと「家におります」と言う。それでも、何度も出たり、入ったり。
 夕方、ご飯のとき、目がはれて赤い。左目の白目の部分が充血しているし、涙も出ている。さては、外の植木の下にもぐって、目を突いたのか、と思ったのだ。そうでもないらしい。すると、汚い手でこすったからだとしか、思えない。「痛い」と言って、こすろうとする。その手を止める。「目が痛い」と言う。「こすると、なおらない」と教える。でも、理解できない。こういうときが、困るのよねえ。病気も怪我も理解できないから。情けない、かわいそうだが、しかたがない。
 その上、鼻水まで出ている。お風呂の時に見ると、今日はベストを着ていない。普段より、寒い日に、普段より1枚少ないのだ。ちょっと見逃すと、こうなる。
 さて、今朝はとりあえず、デイサービスに行って、たのんだら、診察の予約をしてくださった。11時にデイに迎えに行き、渡り廊下を通って、診療所に行った。女医先生だ。熱はない。風邪も初期なので、抗生物質だけ処方された。これが、目の感染にも効くといいのに。目薬ももらった。たぶん、こすって痛くなったのだろうという診断。
 ばあちゃんと、廊下のベンチで待って、薬をもらい、また、デイまで送って行った。

 ところで、受付けの人たちが「この前、ばあちゃんが怒って来て、こわかったよ」と言われる。焚き火のときだ。「廊下をずんずん来て、棒を振り回すし、たたかれるかと思ったよ。地面を棒でたたくから、地割れしそうだった」と、まあ、ちょっと、おおげさですこと。「火を消して!」と怒ったのだろう。私が燃やしていたのに、ね。診療所がセカンドハウスになったらしくて、申し訳ない。棒を振り回すなんて、毎度のことだよ。皆、知らないだけ。怒りんぼうなんだから。