お見舞い

 今日は、おばちゃんのお見舞いに行ってきた。ばあちゃんの姉さんで、96歳。しっかり者のおばちゃんは何度も、たたかうおばあちゃんに登場した。
 最近、体調をくずしたときいていた。たまたま、メロンをもらったので、これを持って行こうとなったのだ。メロンなんか、家で食べたらもったいない。友達を呼んで「メロンパーティ」などをして、おしゃべりを楽しんだ時代もあったが、今は皆が忙しく、ゆとりがない。
 おばちゃんの家に着くと、いとこの奥さんが飛んで出て来た。
 部屋に行ってみると、おばちゃんの娘がつきそいに来ていた。おばちゃんの実の娘と、息子の嫁という二人が頑張っているから、おばちゃんは家にいられる。他では「入院」のケースだと思う。
 おばちゃんは? びっくりした。ずいぶん小さくなっていた。何より、目に力がなかったなあ。
 寝ているだけでも、しんどそうだった。ばあちゃんは元気で幸せだ。だって、10歳も若いのだもの。