雨だ!

 早く寝たぶん、早く目がさめた。玄関ロビーに行ってみた。雨だった。
 図書コーナーから、この地で出版された本と新聞のスクラップブックを持って部屋にもどった。 切り抜きは「風曜日物語 夢に日付を!」となっている。1999年(平成11年)4月プチホテル・ピュア・フィールド「風曜日」オープン「高齢者や体の不自由な方でも、誰でも安心して泊まれるホテルを目指す」
 1998年11月21日釧路新聞「車椅子のまま宿泊可」の記事があった。三木亨さんは、カヌーを始め、弟子屈の自然が気に入り、「将来は自然に囲まれて生活したい」と思っていた。奥さんの和子さんは介護福祉士を養成する学校の講師を勤めていて、新宿の全国身体障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)に宿泊していた、京都養護学校中等部の生徒と出会う。生徒たちは「東京ディズニーランドに行く」ことを楽しみにしていたが、車椅子の人の宿泊施設が全国にないので、高等部になっても修学旅行は東京だと言う。そこで、三木夫妻は「弟子屈に!バリアフリーの宿泊施設を」と思いつく。和子さんのお兄さんがユースホステルをしているので、そのとなりに建てることに決めた。設計を、車椅子を使用している女性の2級建築士に依頼した。「風曜日」という名前は、次男が「日常とは違うふんいきを楽しんでもらいたいんでしょう」と突然、提案し、採用した。
 1999年2月24日盛岡タイムズ「北海道に障害者向けホテル」三木さんは「昭和23年生まれの団塊の世代ですから、どこかで常に自由を求めていた」と、50歳で会社を退職...ぅむ?またまた、23年生まれ。なんちゅうこっちゃ、こんなに同級生がいたとは!ほんま、こんなに同級生がいると、なんか、変わったことせな、目立たへん。(目立つ必要は無い、ってか?そうやけど、やっぱ、人・人・人と競争の年代に生まれた後遺症や)
 4月29日毎日新聞「きょう開館」段差なくし、点字表示も備え...
 6月10日釧路新聞「初めて盲導犬受け入れ」
 10月7日釧路新聞「風曜日が優秀賞 『北海道福祉のまちづくり賞』の選考で優秀賞」
 10月29日の北海道新聞にも同様の記事
 2003年6月27日北海道新聞「『人に優しい地域の宿づくり賞』準グランプリ」全国旅館生活衛生同業組合連合(全旅連)の「全旅連会長賞」を受賞。コンサートをしたり、デイサービスの人たちがお風呂に入りに来たりする。