おみやげ

 「かに食べ放題」のお店で、「はっか豆マイルド」を買った。ハッカは北見地方の特産物だそうだ。日本のハッカはとても香りが良い。私も家の表の花壇のすみに植えている。バスの中で、このはっか豆を買った人が「おすそ分け」と言って、まわしてくださった。豆は大豆だが、柔らかい。はっかの香りが気持ちよい。珍しいお菓子だと思う。
 「ラベンダー線香」を買った。小さくて軽くて安い。申し訳ない。でも、「お母ちゃんに供える」と喜んでくれる人もいるので、もし、旅行でお寺参りをしたら、お土産にお線香をどうぞ。「南無阿弥陀仏」の文字が隠れて入っているお線香は、燃えてしまってからも線香の形が残り、文字が浮き出て、ありがたい気分になれる。
 「クリオネぐみ」袋が小さくて軽い。帰ってから、袋を開けてみると、ぐみが全部くっついてしまって、びっくり!だった。え、いまどき、個別包装じゃないの?と思った。一つずつ引き剥がして食べた。友達は「え? くっついてなかったよ。おいしかったよ」と言うので安心した。
 「いも焼酎」 安永さんに「おすすめは何の焼酎?」と尋ねると「じゃがいもだよ」と教えてくださったので、お店のおじさんのおすすめ品を買ってきた。
 この旅行の良い所は「おみやげを買おう!」という気持ちになるひまがないこと。だから、これだけでおさまった。
 と言いながら、自分用には、写真集、絵葉書、オランウータンのぬいぐるみと、障がいのある人たちの作業所が作ったという「あざらしクンの小さな靴べら」と買った。「風曜日」では、オーナー三木さん作成の樹脂製の鳥のブローチ、シマフクロウカワセミカワセミの緑と青の色が綺麗で、しかも売上げは「誰でも入れる露天風呂」を作る基金になるというのが、気にいった。そして、女満別空港で買った「大雪山の動物」という本。これは「やっと、北海道の記念がみつかった」と側さんに報告に行ったほど!