ブルーな日

 デイからの帰り、主任が「今日は一日、ブルーでした。お食事だけでした」と言われた。つまり、一日、ぷんぷんだったのだ。
「これ、干しといて」と言いながら、ばあちゃんがバスタオルを持って歩いて来たが、着替えるつもりでズボンを脱いで、パンツだけの格好だ。はよう、ズボン、はきなさい。ついでに、かばんまで私が預かったから、ばあちゃんは「次に行く日」がわからなくなったのか、よけいに怒り出した。しまった。もう、ほっておくしかない。
 そのうち、部屋にもどり、気がつくと、ベッドにもぐって寝ていた。夜に寝ないで、困るやんか。