「病気になります」

 今日は寒いのと、ケアマネさんの訪問で、ばあちゃんは畑に行かなかった。晩ご飯を食べて風呂に入り、6時に寝た。ずいぶん賢い。
 ところが続かない。当たり前だ。元気が余っている。10時に起きて来た。トイレに入っている間に、おやつ入れにパンをひとかけ入れる。次にきたときには飴を1個入れ、3回目にはもみじまんじゅうを入れた。しっかり握って部屋に戻った。
 それでも起きてくる。「昼ご飯、よばれます」と言う。12時だ。「夜中や。寝なさい」と言うと、部屋にもどった。また来た。「朝から何も食べてまへん」と言う。「夜中や。夜中には食べさせません」と言うと「朝から何も食べてまへん。食べんと病気になります」と言う。私は「なりません! 食べすぎるとおなか壊して下痢になります」と言う。なかなかしつこい。やっと部屋に戻った。私が寝たあと、夜中に起きてきて、冷蔵庫に顔つっこむかな?それも困るので、冷蔵庫のおかずは別の部屋の冷蔵庫に引越しして、炊飯器も廊下に隠してから寝た。