年賀状

 雪なので、家にこもって年賀状を書く。いまだに、プリントゴッコ。早いし、安い。
 親戚・友人用は「まっすぐに犬の背中にぼたん雪」 いまより少し前の初雪の頃は、雪が水分を含んで重いので、まっすぐに落ちてくる。風もなく、粉雪でもなく、気温がまだそんなに低くないころ。
 さくら会のおつきあい用は「旭岳初冠雪の便り来る」側さんからメールが来たのは、10月だった。今年はずいぶん寒いだろうなあ。大変だろうなあと思う。美瑛の町に泊まった次の朝、散歩していて、出あった美容院の奥様は「雪にはあきたわ。もういらない」と言っておられたもの。
 中学の同級生用は「フラメンコ友の指先ぴんと伸び」「栗ご飯黒豆ご飯の同窓会」丹波の黒豆は大きい!
 高校の同級生用は「小春日や集う母校のけやき坂」と3月の同窓会の予告。
 それにしても、へたな俳句。季語がなくて、不合格のもあるけど、まるで見たまま、わかりやすい。
 年賀葉書の枚数が間違っていた。11月に予約した時、250枚買ったと思っていたが、実は300枚買っていた。足りない、と思い、先週、また150枚買いに行ったのだ。合計450枚。いくら何でも多すぎる。それで、中学の同窓会年始通信を作るのをやめて、年賀状で通信に替えることにした。