「昼ご飯」

 昨夜は「寝ない」ばあちゃんがやって来た。何回も台所に来る。もちろん、いつまでも起きてだらだら台所にいる私達夫婦が悪いには違いないのだけれど...
 最後は12時半に来た。「昼ご飯 食べまへんのんか?」と言う。「ばあちゃん、今、夜や。真っ暗や。寝て」と言ってもだめ。「昼ご飯や」と繰り返す。こうなると、思い込みで、他人が言う言葉など耳に入れる気がない。