ケアプラン

 今朝、ばあちゃんを迎えに来てくださった主任が「4月からのケアプランを立てるために、デイの見学に来てください」と言われた。ばあちゃんが落ち着かなくなる午後の1時半の約束。
 ばあちゃんのケアプランは「リクレーションに参加するように声をかける。他の利用者との交流をはかる。入浴時には洗髪の介助をし、着替えを用意する。帰るときには『次回のお知らせ』メモを渡す」というものだ。
 これを宅老所のスタッフの典子さんに見せてみた。即座に「ばあちゃんの持っている力を引き出す、という視点がありません」と言われた。む!鋭い。私は考えつかなかった。そして歩きながら「あ、ふみこさん、つくし!」とコンクリートの割れ目から出ている短い短いつくしを指さして見せて「これが、ふみこさんの持てる力を引き出すということよ」と言われた。なるほど〜...ふみこさんはしゃがんでつくしを引っこ抜いた。奥深いんだなあ。