句会

 今日は、ぼーっと「ええなあ」と選んでいるうち、ぞくっとくるほど、すてきなのに出会った。
 行き止る小径もありて虫の夜    えつこ
 賑やかな夜店の裏の深き闇     さとみ
 露草の千の瞳が立ち上がる     さとみ
どこをほめてあげたらよいのか、表現はできないよね。勘で「わ、いい!」と思うんだもの。
 8月は句会がお休みなので2ヶ月ぶりだ。2ヶ月もあるのに、その間、思いつくまま携帯メールに「未送信メール」として保存しておいたのに、さて、引っ張り出してみると、とんもない句ばかりで、提出できるしろものがなかった。
「あかんわ〜」と思いながら、乗りたくないJRに乗って行った。直線距離で行けるから速いのだが、心の中でJRを信用していないみたいね〜。でも、どうしてもこちらの方が速くて乗換えにも便利、という場所にも行かねばならず、たまには乗っている。そのうち、忘れてお構いなしになるか?って?そうとも言えない。食品会社などで新聞に載る大事件を起こした会社の製品は「信用できないから買わない」まま、今も買わない会社がいつくかある。一人で「不買」を続けている。
 句会の会場は診療所の玄関に貼り紙があって「2階」になっている。入り口で会った先輩方から「遠いのにご苦労さん。好きだから来れる?」と言われた。「好きではありません。いつも、頭、かかえて、できない〜って、うなってます」そうなんだよね〜。なんで続けているのだろう?