明日の用意をしていたら「準備です」と言って、人が次々に来る。まず「ガスとガスこんろ、飲み物用のクーラー、カラオケセット」が来た。クーラーというのは箱型水槽で氷水に缶ビールやジュースが浮いているやつ。「お祭りみたいでしょ」と言う。カラオケセットは「来た」にふさわしく、縦長箱型の物で下にキャスターがついていて、ころころ動く。かしこい!持たなくても動く。すごいなぁ。ところが持って来た本人が「ちゃんと音が出るかな?」と言う。え?音が出ないの?出なければ「あれ〜、変だなぁ〜」と言ってやめればいいやん。悩む必要無し!
 次に「監督さん」が来た。「できてますかな?」「まだ材料が来てません」「今年は柿は不作かな?」
 最後に「材料」が来た。
 皆、柿が好きなのかな?
 昨夜、地域の役員がお知らせを持ってきたので「焼酎柿、あげようか?」と言うと「なに、それ?食べたら酔うの?」と訊く。「大丈夫」と言うと「柿、食べて、顔が赤くなった、なんて恥ずかしいやん」と言うので「電話して!見に行くわ」「いや!」これ、年下の男の子。こんな会話の楽しめるやつ、って、そうそうはおらんので、貴重な存在。