おしめはこわい

 朝、ばあちゃんに紙パンツをはかせて、デイのかばんにも1枚入れた。あとは、気になりながらも夜にお風呂に入るまでチェックしなかった。お風呂に入ってから、見ると、そんなにぐしょぐしょになっていない。いつものステイから帰ってきたときのほうがもっとぐしょぐしょになっているときがある。
 ばあちゃんは、私がパンツを渡しても、紙パンツを渡しても、まったく変化がない。何を渡されてもわからない、ということ。私は?気にしながらも、ま、いいかで、すませてしまって、わずか1日で「紙パンツだからいいか」の気持ちになってしまった。これだから、おしめはこわい。洗濯物は減るけれど、「脱ぎなさい、はきなさい」と言わずにすむけれど、これでいいのだろうか?「良い物を買えば1日もつ」と言ったステイの方針と変わらなくなってしまいそうだ。たまにみてやって、ぐしょぐしょならかえてやらないと、ね。