実技

 今日は中学に行く日。まず2年生の子の美術に参加した。オルゴールの箱に彫刻をしていた。長いこと彫刻刀を持ったことがなかったので、難しかった。模様が浮き出るどころか、ついうっかり削ってしまったりした。どうやってごまかそう?
 次は別の2年生の子と家庭科に行った。ミシンでトートバッグを縫うのだ。これならまかせて。クラスの生徒が「せんせ〜い」と呼ぶのに横から「何?これは糸をこう通して...私、中学のときから家庭科部だったのよ」なんて教えてあげたりした。普通の生徒たちにも「普通のおばちゃんも一緒になって教えてくれる授業」があってもいいだろうね。私が個人教授した子は、バッグの「持ち手」ができあがって、本日の予定は終了だ。「刺し子ふきんの続きをする?」と訊いてみたら「やらない。疲れた〜」と言う。ほんと、私も疲れたわ〜。老眼鏡でミシン仕事はしんどいな。肩がこった。彫刻も力がいったしね。