「たたかえなくなったじいちゃん」湯浅隊員

 なかなか気持ちの整理がつかなくて、連絡せずにごめんなさい。秋から長い長い時が過ぎてゆきました。
 肺炎で発熱、食事もとれず、意識もなくなり、老健から病院に転院しました。ナースセンター横の集中治療室で、機械をいっぱいつけられ、のまず、くわず、しゃべれず、やっぱり、かわいそうで、つらかったです。「たたかえなくなったじいちゃん」何もしゃべれず、寝たきりで...肺炎も一時もち直したのに...
 亡くなる2日前に、私が一人でじいちゃんに会いに行ったとき、面会の間、久しぶりに起きていて、穏やかな表情でした。赤ちゃんの写真を手に持たせてあげたら、笑って、手も少し握り返してくれて...でも力の限り、生きてくれたのだなあと、今は思います。
 久しぶりの「たたかうおばあちゃん」感慨深く読みました。今朝はばあちゃんはどうですか?すもも先生宅の闘いは続いているのだなあと、胸が熱くなりました。