ベターケアの編集長野田真智子さんからメール(日曜日の分) 

「今日は気持ちよく晴れた日曜日です。
 でも介護に明け暮れる友人の中には、季節や天候など目に入らないという人もいます。被害妄想の要介護者に振り回されて、自分のほうが精神的におかしくなりそう、と嘆いている知人もいます。気持ちのよい五月晴れをはればれと喜べるのは、幸せなことです。介護をしながらも季節の移り変わりに心を動かすることのできる赤坂さんのような暮らしを、皆さんにもお伝えしたいものです。」
 私とばあちゃんが百姓だからです。一生懸命やって「あとはお天道様のおかげ」と言ってくらす生活だからです。また病気をして、死ぬほどのめにあえば、生きているだけでありがたいし、ほんの小さな生き物にも心うたれる心が芽生えます。
 たまに「明るい介護者ね」と言われますが「介護」と思わないし、ばあちゃんの性格が「わしは、わるぅない。お前が悪い」であり、世間全体を敵にまわしてたたかうおばあちゃんだから、暗くなりようがない!あはは。
 いや、待てよ。ばあちゃんにも「財布、盗られる」と言ってバッグを放さない被害妄想のころはあったし、「夜が恐怖!寝たと思っていたら、思いつめた顔で起きてきて『おまえ、もう稲刈り、すんだか?』と田植えの前に言う」というころがホームページの日記に残っている。忘れちゃっただけかも?今でも充分、波乱万丈。