「できないよ〜」

 昼ご飯のあとはしっかり昼寝だ。でも、私は洗濯・料理とコープの注文票の記入。「さぁ、昼寝しよ」と思う頃にばあちゃんが起きてきた。「どないしますのん?」と家中を徘徊する。ドアノブもガチャガチャする。おかげでネジがゆるんだ、と思ったら、中の土台の木のネジ穴がもう磨り減ってしまって、ネジが効かないのだ。あ〜あ、また修理せんとあかん。
 3時に友達から電話があり「介護」の話で長話。話題がつきないよ〜。
 4時から畑に行く。自分ではもうどこへも出たくなかったようで、手ぬぐいで姉さんかぶりをするころから、不審な顔だった。それでも外に出て、歩き出すと「こんなことできないよ〜、なんにもできないよ〜、もうこんなことできないよ〜 おばちゃん、これからどないすんのん〜」と言う。つまり、畑に行きたくないのだ。わかりやすい性格だ。でもしかたないの。夕方は水かけがいるんだもの。
 帰る頃は曇ってきて、夕立。でもすぐにやんでしまった。足りないよ。