一通り終えて討論

 「りんごちゃん、もっと言いなさい」と品田先生に言われ、また話す。 
 私も言いたいこともあったが...「ケアマネはどうしているんだ?」なんて高口さんに言われてほっておくわけにはいかない。マイクが来たので「うちはケアマネさんが私が望む日をステイをとってくれるし、うまくいってます。高口さん、言い忘れました」と言うと、一同、また笑い。ええやん、悪いことばかり言うわけではない。
 品田先生が「デイサービスはどうですか?ハイテンションで帰ってこられると、家で困ると言われますが」と先生方に訊いてくださった。品田先生は家族の味方だ。
 三好先生が「デイサービスでいろいろなことをするとテンション、あがりますよね。ただ、帰る頃にはテンション下げて、静かに落ちつかせる必要があるでしょうね。個別対応も必要でしょうね」
(そうなのよ。そこで「それをばあちゃんが行っている施設にどう説明して、どうわかってもらうか?そこをプロを指導しておられる講師の先生方に訊けばよかったのだ、と今、気がついた...ときすでに遅し。「すももちゃん、今日はおとなしい」はそういう意味か?鈍感なんだもん...最初の自己紹介は準備できても、その後の展開に応じてつっこんでいく、なんて至難の技だなぁ。修行が足りない。10年早いさ)
 討論は一生懸命聞いたし、おもしろかった。私はこの会がおもしろかった。
「最後に家族の一言」でまた一人ずつ話す。
 りんごちゃんは「今日のお話を聞いて、ショートをとる方向に一歩ふみだしてみようかな」と言う。そうだよ。早いほうがいい。お母さんがまだ柔軟性があるうちに、あなたがまだまだ頑張れるうちに、使い始めるほうがいいのよ。うちだって早くから使っているから、ばあちゃんは変わらなくても、職員がばあちゃんの扱いに慣れてきたのよ。ひまがかかるんやで。
 私は「うちはラッキーなことに、ばあちゃんが行く畑の上が施設です。今は帰ってきても時計を見て『帰ります』『どこへ?』『上』というぐらいです。ほっておくと畑から行ってしまい『ばあちゃんが厨房の駐車場にいます』と連絡が来ます。施設からも今日のこの場に何人かの職員の方とケアマネさんが来てくれています。入所の申し込みを5年前にして、まだ100人待ちですが、順番が来たら入れてもらうつもりです」と言った。今はいいねん。何かあってもすぐに話し合えるし、解決できるから。でも自分のレベルに終始してしまったなぁ。それと「たたかうおばあちゃん56号が50冊あります。欲しい方は私のところまで来てください」と言いたかったのに、すっかり忘れてしまった。まぁ、ええか。
 最後の品田先生の「まとめ」がすごかった!さすが!先生!と感激した。でも、ごめん、筆記してない悲しさ、で、忘れてしまった...ごめん。