町ぐるみ検診

 年に一度の健康診断。公民館に行った。午後1時45分というと、混んでいなくて行けばそのままできた。こんなにすいすい運んだのは初めてだ。午前中に来た人は大混雑だったというから、皆が集中したらしい。
 誰に会うか、わからないので「ベターケア」を1冊、コピーを多数、「たたかうおばあちゃん56号」が1冊残っていたので、持って行った。順番待ちのときに私の後ろに息子の同級生のお母さんが来た。早速「読んで」と言うと「ちょうどいいわ。うちも介護直面」なんというタイミングのよさ「読むわ」と乗り気である。次はうちの地区の出身のお姉さんだ。「読んでください」と言うと「はぁ」で、なんとも元気のない人だ。ねこ背になって損しているのだ。昔は綺麗なお姉さんだった。(今も美人で上品だが、元気が足りないよ)
 スーパーに行ったら、レジ係が「元気?今、何、してるの?」と言うから、コピーをあげた。「自分の体も大切にね」と言ってくれた。彼女は娘の同級生のお母さんだ。レジがすんで、袋づめをしている人がまた息子の同級生のお母さんらしい。早速そばに行く。元先生なので、今もたまに学校に「病気で休んだ先生のかわりに、応援に来て」と言われるそうだ。合計4人にコピーを渡せたから大収穫。今は読んでもらうだけでも「北部の集い」に誘えるし、ね。これが私の任務らしいので、つどい場さくらちゃんの袋詰めはやっぱりごかんべんを。
 それに「公民館の介護講座・4回シリーズの1回目の講義が『認知症』とちらしにあったよ」と言うと、まるちゃんは「それは参加して、講師がちゃんと認知症を理解して説明しているか、見て来て。場合によってはあんたが説明してきて。誤解はこわい」と言う。えーっ!それも〜?また「プリント・認知症とは何か?」を作らんとあかん。もちろん、過去のプリントが「パソコン」の引き出しにあるが、それをまた今回用に引っ張り出して、組みなおして「今のばあちゃんのくらし」に合うように書くには、それ相応の頭も技術も暇もお金もいるのである。あ〜、次から次へ...