民生委員「公費沖縄旅行、中止に」朝日新聞 9月22日

 もとの9月11日の記事をネットで出してみる。
 
「公費で沖縄『ぜいたく』? 池田市の民生委員らが計画 2007年09月11日
 大阪府池田市の民生・児童委員110人が10月、沖縄の高級リゾートホテルに宿泊し、戦跡や観光地を巡る研修旅行を予定している。市民生委員児童委員協議会の主催で、費用の約7割は公費でまかなわれる。同協議会は『戦争について学ぶ研修。無報酬で活動する委員には慰労も必要』としているが、委員の一部からは『ぜいたくすぎるのではないか』との声も上がっている。
 同協議会によると、研修旅行は10月2日から2泊3日で沖縄県を訪問。同県与那原町の民生委員と意見交換をするほか、沖縄サミットで首脳らの宿舎となったリゾートホテルなどに宿泊し、首里城ひめゆりの塔、沖縄美(ちゅ)ら海水族館などを巡る予定だという。
 1人あたり約7万円の費用のうち、自己負担分2万円を除く約5万円を府や市からの補助金でまかなう。」
 
 今回22日の記事は
「費用は、大阪府池田市から協議会に交付される活動費負担金で役7割をまかなう計画だったことから、一部の委員から批判が起きていた。
 同協議会の正田吉信会長は『活動費負担金を直接、委員に渡して、旅行も全額自己負担にする方向で検討する』と話す。
 一方、同市の民生・児童委員(72)は『一人暮らしのお年寄りの訪問や買い物の手伝いなど、24時間、無報酬で活動している。研修旅行は情報交換の場としても重要で、癒しもなければなり手がなくなる』と訴えている。」

 これはおかしい。
 最後の「同市の民生・児童委員の話」について「24時間活動」は、やり過ぎだ。「買い物の手伝い」は民生委員の「しごと」ではなく、それはあなたのボランティア活動だ。
「無報酬」のはずはない。「活動資金負担金」という名前かどうかは知らないが、「民生委員の活動に対する報酬」として出ているのではないか?個人の名義の通帳に入るように「支給」してもらえばいいのだ。そこから旅行に行く人だけが「旅行費用」として引き落とし「研修」ではなく「親睦」旅行として行けばいい、それだけのこと。単純明快です!