絶妙

 昨日の話。ケアマネ君にばあちゃんのお守りを頼んで、さくら会の二人に白菜を渡すために外に出た。
「ばあちゃんに会えてよかった〜。おもしろかった〜」と言う。どこが?これ、毎日やってるねんで〜。おもしろいどころか...
「あのケアマネさん、若いのに、ばあちゃんとのかけあい漫才、タイミングが絶妙よ」とほめる。「もともとばあちゃんのステイに行くところの介護士さんだったのよ。扱いには慣れているよ。ケアマネになるには、いろいろ方法があるけど『僕みたいに現場出身は介護のなかみに強いです』と言ってたよ」看護師さんは医療に強いし、社会福祉士は何に強い?ヘルパーさんでもなれるのでしょ?現場出身でなかみに強い、のが一番助かるではないか?
「おむつはずし学会のアンケートに『家族の声が聞けてよかった』ばかり書かれると『あんたら、自分の担当の人の家族の声、聞いてへんの?』とつっこみたいよ」と言うと、ケアマネ君は「ケアマネ・窓口・そういう人は家族と接するので聞いているでしょうが、現場の人は接する機会がないので聞いていないかも知れません」と言う。
 つまり、もっと、言わなくちゃだめだ。よし「パネラー忘年会」を組織し、来年の「おむつはずし学会」に向けて作戦を練るぞ。来年までに「どうやって自分のまわりを変えたか?」を貯めておくのだ。現にうちのばあちゃんのまわりのスタッフさんたちはずいぶん変わり、ばあちゃんが落ち着いてきたのが進歩だものね。がんばろう〜、みんな。「悔しい!」と泣いている場合ではない。