北海道から側さんが来られて

 旭川の「旅工房 G・エンタープライズ」側社長さんが来られている。今朝は8時半から10時までという駆け足旅行で「つどい場さくらちゃん」を訪問されると言う。ばあちゃんがいるので行かれない。せめても、とまるちゃんに電話をかけて、とりついでもらう。
「いつも情報をありがとうございます」と言われる。あはは、情報か?それぐらいしかできませんもんね。かつて「今年も情報を交換しあいましょう」と年賀状に書きあう友達がいた。今はお互いのホームページを行ったりきたりして、勝手に引用している。
 側さんは今度は「車椅子・神戸の旅」だそうだ。車椅子の人と介助の人とのグループ旅行だ。神戸からもグループで北海道に行ったので、今回は神戸のグループが迎え、あちこち案内しているらしい。ルミナリエ有馬温泉「金の湯」・明石海峡大橋を見に行ったそうだ。「ルミナリエは満員でしたね。1キロも歩いて疲れましたね。金の湯はすごいですね。44度で、熱いし、お湯の色が赤いですね」と言われる。鉄分が含まれていて、湧き出てから酸素に触れると酸化して茶色になるのだ。金の湯にタオルを落とすと、茶色に染まって洗ってもとれない。「落としました」と、意外と側さんもあわてん坊なんだ。私だけじゃなかった。
 あれもこれも欲張って話していたら、側さんもけっこうおしゃべり好きなんだ。いつも、すま〜しておられるから、誤解していた。「まるちゃんたら、私が仕事をかかえている最中に次の指令を出すのよ。いっぺんに二つもできんて!」と言うと「忙しい人に仕事を頼むから手際がいいんですよ。ひまな人に頼むと進みませんよ」と言われる。「それで、側さんもたくさん、持ってこられて受けてるんだ。働きすぎたらやせるよ」と言うと「もう、流されて〜、ですよ〜。どこかにひっかかって、止まりたいですね」ですって。私なら強引に「冬眠」するよ。
「来年は年男・年女ですからがんばりましょう」と言われた。そうやった。「還暦」なんてどこがめでたいの?と前は思っていたが、せまってくると、ほんに「節目や」という気がしてきた。側さん、がんばろう〜ね。
 で、突然、電話がまるちゃんにかわる。「はい〜」と言うと「なに?声がかわってる〜」と言う。あたりまえやん。ばあちゃんだって「男と見ると手をつなぐ」私はいつも「持つべきは異性の友達。話題が広がる」って言ってるやん。