「CureからCareまで」の中にある「街かどクリニック」より「ちょっと一息」

 これがすごい。この文章を書かれたkyokoさんのお母さんは長尾先生の叔母さんだそうだ。勝手に転載できないので、どうぞホームページで読んでみてください。
 高校生の長尾さんは看護師をしておられた叔母さんを訪ね、進学先で迷っていると話す。叔母さんは医学部進学をすすめ「かなりのお金がかかるから、食べる物にも着る物にも困って、つらくて悲しい思いをするときがあるかもしれない。でも、どんなにつらくても6年間の我慢。それからの50年は仕事にも生活にも困ることはないから」と言われたそうだ。 
 ところが、先に「町医者冥利」を読んだので、長尾さんが高校時代にお父さんをなくされたことも、受験に失敗してから、アルバイトもいろいろ経験したことも、大学に入っても安いアパートに暮らしていたことも全部もう読んでいたのだ。その上にこのkyokoさんの文章の叔母さんの言葉を読むと、ますます、すごい人だとわかるのだ。