「ばあちゃん紙芝居・最新版」

 昼に帰って、ご飯の前にやってみた。去年4月13日、芳林社の川上社長さんとカメラマンの大東さんの取材を受けたときの写真だ。
1.畑仕事のばあちゃんの写真「これ、だれ?」ばあちゃん「はっきり、わかりません」
2.応接間のばあちゃん「これ、だれ?」ばあちゃん「ゆきえです」「ゆきえ、て誰?」ばあちゃん「わたしです」
3.畑のすももちゃん(私のペンネームです。よろしく)「これ、誰?」ばあちゃん「はっきり、わかりません」
4.応接間のすもも「これは?」ばあちゃん「はっきり、わかりません」
5.応接間のばあちゃんとすもも「これは?」ばあちゃんは自分をさして「これ、ゆきえです」「こっちは?」と、すももをさすと「上の姉ちゃん」「上って何?」と聞くと「デイ」や「ステイ」らしいのだ。
6.川上社長さんとばあちゃん「これは?」ばあちゃん「わたし」「こっちは?」ばあちゃん「兄ちゃん」つまりデイやステイの職員さんだ。間違っても自分の家族ではない。

 何回もやってみた。畑のばあちゃんは「はっきり、わかりません」つまり、畑で働くのはもうあきあきしているらしい。応接間のばあちゃんはにこにこしていて「わたしです」と思っている。すももちゃんは、目の前にいる人物(つまり、生の私ですが)と見比べることなく「はっきり、わかりません」または「(ステイ)のお姉ちゃん」
 何度、やってもおんなじだ。あはは〜。娘を忘れても生きていける。衣食住を忘れるから生きていけない。ね!