わけぎ

 今日は「さくら会」例会。3月は「つどい場さくらちゃん」である。
 ばあちゃんに習い「なんぞ、お口に合う物」を持って行こう。朝は宝塚名物のお菓子を買うつもりであった。
 畑に行った。つくしが出ている。これをお土産にしよう。わけぎもある。ばあちゃんが草を引いた所は「日なたの子」太くて短い。ばあちゃんが引いてくれなかった所は「草とたたかうわけぎ」太くて長い。スコップで株ごと掘って、池のそばの水道で洗う。外葉を取り、一輪車に載せて帰る。適当につかんで袋に小分けすると、22になるから、こわい。慣れたものさ。
 つくしは「さくらちゃん」に着いてから分ける。「袴を取りたい」と言う人がいて、一緒に取って水に放す。まるちゃんにお料理してもらおう。「くじ」を作る。「一等はメロン!」と言うと、会長さんが「わけぎやつくしは要らん。メロンなら参加する」と言われる。「メロン」は夢の中や。真っ赤な嘘。ただのギャグ。
 会が始まる。司会は、ましほさん。「自己紹介の一番!」に立候補した。「わけぎは9月に種を1つ植えます。春にはこんなに増えます。分かれるねぎ で、わけぎと言います。皆さんも『介護の笑いの種』を撒いてきてください。皆さん、毎日お疲れ様。まるちゃん、お口、お疲れ様』ふ〜...わけぎを引きながら、洗いながら、ここまで考えたのだ。「それで終わり?」かって?終わりです。あとはおいおい、合いの手、入れる。