「聞いて!」

 講演のあと「聞いて!そしてブログに書いて」と友達が言う。まりもちゃんまで「どこかで食べながら話そう」と言う。
 タイトルは「想像力の欠如」
 場所は県の「社会福祉に携わる人の新人研修会場」つまり、役所の人で3月までは別の部署にいて、4月から初めて「福祉」の担当になった人・年齢に関係なくその意味で「新人男女」の人たちの集まるところ。
 「当事者の話を聞きたい」と言うわけで、友達と、もう一人は、頚椎損傷で車椅子、それもあごを台に乗せて動かすタイプを使用している若者が「講師」として呼ばれた。なのに「打ち合わせ」を指定された部屋の外の廊下で待っていても、誰も来ない。時間を過ぎても来ないので、探していたら会場が変更されていた。それなら、元の会場と指定した部屋に「貼り紙」をするとか、時間になっても現れないから探しに来るとか、するべきことがあろう?これこそ「想像力の欠如」
 そして、会議が始まる。友達とその若者が発言する。その若者に付き添っていた介助者が時間が来たので帰り、次の人が来ない。ならば、会議の担当職員がかわりに世話をすればよかろう。思いつかない?担当者は「新人」ではなく「新人を教育する人」だろう?それぐらいの相続力はないのかい?と友達が怒るのだ。もっともだ。