米作り

 種もみが余ったので「米を作ってみませんか?」と言うと、まず中学の先生がのってこられた。発泡スチロールの箱に種まきをした。なかなか芽が出ないが、失敗してもうちの田植えがすんだら、残った苗をあげればいい。
 小学校の先生は「作るからにはちゃんと収穫したいが、自信がない。できなかったら申し訳ない」とおことわり。なんでや?失敗もまた勉強や。「教室は間違うところ」ではなかったか?
 次男の出身小学校の先生は「5年生が総合学習の時間に米つくりをしている。もう種は蒔いた」それならと、肥料をさしあげた。一人ずつ、2リットルのペットボトルに株を植えて育てるそうだ。夏休みは自宅に持って帰り、育てるそうだ。
 ばあちゃんが帰ってまた「バスが来ます」気分になっているところへ、先生が米作りのいろいろを取りに来られたので、先生の車を見て「あれに乗ります」と大騒ぎであった。