「釧路市丹頂鶴自然公園」釧路市鶴丘112番地 入園料400円(団体2割引)

 市の施設なのに「丹頂鶴」って「にっぽんのつるつる」になっているやん。パンフレットから
特別天然記念物・・・古くから伝わる民話の中にも登場するタンチョウは、江戸時代まで各地でその姿を見ることができた。目地に入り個体数が減少し、全く姿が見られなくなった。大正13年、十数羽が釧路湿原に確認され、保護活動開始。昭和27年、国の特別天然記念物に指定。
*丹頂鶴自然公園の沿革・・・昭和33年8月、5羽のタンチョウが放され開園。当初は全く生態がわからず手さぐり状態。10年後に自然ふ化。昭和45年に人工ふ化に成功。昭和62年から管理棟などの全面改築。レクチャールーム・展示室を設け、見学はもとより学術的施設としても充実。現在20羽のタンチョウを放飼。
*タンチョウの四季・・・3月なかば、阿寒町鶴居村の給餌場から各地の湿地帯に移動。ヨシを使って巣を作る。卵は長さ10cmを2個産む。親が交代で抱いて約1か月でふ化。100日で親と同じぐらいの大きさになり、飛べる。冬は給餌場に集まる。
*タンチョウの生息状況・・・ロシアのアムール川流域・中国東北部に1,500羽ほど生息。日本では北海道東部に1年中見られる。日本で繁殖するのはタンチョウただ1種のみ。昭和27年以来、毎年12月に生息数の一斉調査。平成17年度に1,008羽となった。

 見学に行く。金網に番号がついていて、鶴の名前が書いてある。
(3)オス・ケオ 1986.6.8生 メス・ツルミ 1997.12.28生
  このつがいには、ひながいて、まだ茶色の毛をしている。親はトウモロコシをくわえて、ひなの前に行き、生きているえさのように動かして「取り方」を教えている。魚なら、水にはめて動かしている。
(2)オス・ハシ 野生のため生年不明 マス・マッチ 1998.6.3生
「ヤチボウズ」草のかたまり。
「ヤチマナコ」水たまり。丸い水たまりで、周りが草になっていても、表面積よりもずっと大きな丸い水タンクのような、まるで夜店の「ヨーヨー」みたいになっているらしい。
 夫が言っていた。「展示室にTAITOの和田オーナー撮影の鶴の大きな写真が何枚も飾ってあった」有名な写真家なのだ。