出発 10時13分 (予定では10時) 道を間違えた。

 側さんが「今日は霧で18度です。大阪は31度、雨です。摩周湖は見えていません。本日は阿寒湖と屈斜路湖に向かいます」
 最後列の真ん中で見ると景色が違う。今日の宿泊は「風曜日」なので、安永さんは自家用車で追いかけてくる。
 高橋さんが「おはようございます」まるちゃん「待ってました!高橋さん、美人になってるよ!」絶好調!・・・途中略。ギャグもあきてきた・・・
 10時24分、バスが止まり、方向転換。「道を間違えた。『摩周湖は見えない』と聞いて摩周湖に向かっていた」そうだ。まるちゃん「アカン子!」それから携帯電話を出してくる。「どうするの?」「安永さんに言わないと」でも、山の中、電波届かず、と思うけどな。・・・略・・・夕べ寝てないから寝る・・・
 10時54分、高橋さんは牛の話。「メス牛の放牧は平らなところでしないと、山の斜面では困る。オスはすぐに肉になって出荷」肉として、の間違い「メスは2歳で出産、10ヶ月でまた人工授精。5歳まで産む」そんなもんかな。短い寿命だな。「ガイドになりたてのころ、子牛はかわいいのですが、大きな種牛が私の二の腕をかじりました。『ガイドさんも女のにおい、したんだね』と言われましたが、それ以来、牛はこわいです。牛や馬から見ると、私のほうが怖いかも知れませんね。町営牧場では各農家の牛をあずかり、秋になると返します。放牧中は夜は木の下で寝ています。ジープで見回ります。自然に子牛を産んだりしていると困りますから。1年365日休めない仕事です。主人が病気になったらお手上げになったりします。今はヘルパー制度があり、頼むことができます。経験者が来てくれます。昔、カニ族といって、学生がリュックしょって旅をし、お金が無くなったら働き、貯まったらまた旅行するというのがありましたが、今はそういうのはありません。牧草地も自然の草ではありません。10年に一度、掘り返して種を植えて新しい草にしています」
 11時13分、バス、止めて!山道、おじさまのトイレタイムだ。つられて男性何人か、おりる。ついでに、つねあき君は安永号の話し相手に乗りに行く。一人じゃさみしいし、眠くなっても困るし、ね。名案だ。
 11時34分「あと20分。まりも国道」思わず、まりもちゃんの顔が浮かぶ。右は阿寒横断道路。
 高橋さん、歌を歌う。まるちゃん「歌わないガイド、言うたやん、うそつき!」