「書きすぎだ」

 夜、電話がかかってきた。「たたかうおばあちゃん70号」を何人かに送ってあった。
「読んだよ。今回は書きすぎだよ。『書くことを吟味している』と言っていたけど、感度が鈍っているよ。影響力を考えてごらん。だからブログは怖いっていうの」ばあちゃんには関係なく、人と人との会話の中身を書いたことであった。話は続く。「ばあちゃんの状態が悪くなってきて、しんどいんでしょう。読んでいてもゆとりがないよ。書くにもゆとりがなくなってきたのと違う?だから書いてはいけないこととか、あとの影響を考えなくなっている」「そうかあ〜。しまったな〜。どうしよう?」「100年眠り姫になる、という手」「なに?」「100年たてば、毒は消えなくても薄まってくる」「いっそ、知らん顔してほとぼりがさめるのを待つかな?」
 ごめんなさい。こうして言ってくださる友達がありがたいです。