「在宅支援 どうすりゃいいの!」大頭信義さん(日本ホスピスケア研究会理事長 だいとう循環器クリニック院長)

 まるちゃんの紹介「大頭先生は有名ですが、長尾さんのところでキャッチしました。昨今、膝を痛めておられます」先生が「今だけです」「今日はおもろい話を聞きましょう。顔に合わせて...」まったく無茶苦茶な紹介だ。...
 先生はパワーポイントで見せながら「必死でメモを取らなくてもいいです。これをあげますから、あとでプリントしてもらってください」と言われた。実際、タイトル画面も「つどい場さくらちゃん ’08年12月11日」となっていて、今日のために作ってくださった物だ。でも、私は必死でメモを取る。とりながら考えて覚えるのだ。
 じつは講演の途中で気がついた。「長尾さんのところでキャッチした」とは、この春、私が「つどい場さくらちゃん」に行った日に、まるちゃんが突然「今から長尾和宏さんの追っかけに行こう〜」と言いだし、一緒に行った神戸の講演会だ。そのときに長尾先生が「私が尊敬する大頭先生」と言われたように思う。講演のあと、まるちゃんは「つどい場さくらちゃんの講演会に来て下さい」と言いながら予約をとったのだったかな?まるちゃんの講師を選ぶ目は確かで、いつも期待にちゃんと応えてくださる良いお話だ。もちろん今日もそうだった。
 さいごは「医療費が足りない?軍事費を割けばいいのだ。イージス艦1隻で1223億円だ。いくら軍備を持っても、いったん戦争をすれば勝つわけはないのだ。日本の進むべき道は外交で戦争を避ける方向だ」と言われたところで「やっぱりあのときの先生だ」と思い出した。あれは今思い出しても、聴衆もエキサイティングな人たちだった私も戦後すぐの生まれで「平和憲法が偉い」という教育を受けてきた。今もそう思う。