クリスマス前のイルミネーションの楽しい季節

 友達は「改札口を出て、下におりて来て」と言う。車で迎えに来てくれて「イルミネーションを見に行こう」と言う。ホテルの玄関に行き「イルミネーションを見せてください」と言うと「はいどうぞ」少し横に車をおかせてもらって、中に入る。表の木々もきれいだが、中はほんとにきれい。クリスマスだからね。何も買わずに出る。あれまぁ、いいの〜?
 道路を走っていたら「ドドン!」と音がする。「花火だ。どこで見よう?」と言いながら、次のホテルに行き、玄関前の駐車スペースで見せてもらう。花火なんて長いこと見ていない。昔の単純な花火とは違うのだ。外と中と二重になっていたり、星が散ったり、ミッキーマウスの顔になったり、ザザーッ!と音がしたり、いろいろあったし、きれい〜だった。無料で楽しめるんだから、嬉しい。
 次々にホテルに行って、中に入れてもらって楽しんだ。なんか、やることが「おばちゃん」っぽいが、こんな楽しみもあるのかなぁ。
 ホテルのような大きな庭と建物は、イルミネーションの色を、金色だけとか、銀色とか、白と青、とか、少なくするとすっきりとまとまるようだ。洗練されてるなぁと思う。関西のはにぎやかだが、洗練という感じじゃないもんね。
 夕食は和食のお店で食べて、友達のおうちに行った。ご主人もお嬢さんも優しくて幸せ。5年前に俳句の会に誘われてからずっと「泊まりにおいで」と誘ってくれていたのだ。「貫禄ありすぎ!」の猫ちゃんがいて、不思議そうに私の顔を見ている。ドアを上手に開ける。うふふ。
 それにしても暖かい。うちでは寒くて枯れてしまうような花も元気だ。「安いよ。ガーデンシクラメンは200円」と言うからびっくりだ。買い物上手なんだ。舞浜の一駅北の「葛西臨海公園」に行くと安いお店やホームセンターがあるそうで、暮らしやすいのだなぁと思う。