紫陽花の会・新年会

 車に乗って来た人・バスの人・歩いて来た人、10名を超えて、応接間のソファをうんとまわりに寄せて真ん中には長いテーブルとこたつテーブルを置く。そのまわりに座布団を敷いて座る。ママお手製のいなりずし・漬物・いただき物のお菓子・みかん・ジュース・缶ビールを並べ「お正月でかんぱ〜い!」
 初対面の人もいるので自己紹介。「犬の散歩で出会うから、顔は知っている。犬の名前も知っている。でも名前は知らなかった」という間柄の人もいる...
 主催者挨拶「今日は実はDVDを見てもらいます」「何?」「教え子同窓会で私が出ます」「エーッ1それで景気づけにビール?」「そうかも...では恐怖のDVD、スタート」...『知らず、知らず、歩いて来た〜ほそく長い この道〜』にのって、ほわ〜んと浮いてくる、教え子と先生と私...「わぁ〜、すももちゃん」と拍手してくれる人までいて...あらあら、おつきあいさせてすみませんねぇ...おわびに「還暦同窓会」の「一人ずつ赤いちゃんちゃんこ」まで見て笑ってもらいました。
 あとはおしゃべり、おしゃべり、おやつにコーヒー。
 ケアマネさんの月例訪問日だったので、ついでに食べてもらって、質問攻めにあう。いや、主語が違う。利用者でもない人たちが「質問攻めにあわせる」が正しい。「うちのばあちゃんの場合は、どうすればいいの?」「お稽古、と間違うような、りっぱな施設はないかしら?『幼稚園みたいなことをするのはいやだ』とおばあちゃんが言うの」...それがないんですねぇ。あったらいいのにね。
 でまぁ「娘が学校から帰るので失礼します」「犬の散歩の時間だから帰る」「家から電話がかかってきたから帰る」となってケアマネさんだけが残ったのだった。