清荒神

 ばあちゃんは1泊ステイに行く。
 良いお天気。清荒神に行く。月例祭ではなくても人出が多い。お正月なので、お札を受けなくてはね。
 歩きながら、まるちゃんに電話をする。「何が欲しい?」まるちゃんいわく「荒神さんと言えば、甘酒」
 まず、お参りしてお札を受ける。「つどい場さくらちゃん」の分もね。お社も買ってあげようかと見ていたが、帰りの参道にある神具仏具店で買う方が安いのを発見。これはこれは... まあ、さくらちゃんに行って、お社を置く場所があるか見てこなくちゃね。
 明石焼きを食べに行く。だしで食べるこの店は、休んでいることがあり「営業中」に出会えば食べたいよね。  
 甘酒を探す。「巨大がんもどき」が名物のお店に行く。ほんとに大きい。1つがソフトボールぐらいあり、350円。まるちゃんなら上手に味つけするだろう。1つで4人分はある。でも今日は買わない。買ったのは「大きな丸い麩」 長い円筒形の麩もある。甘酒は濃縮で、3倍に薄めるらしい。重いよ。麩は軽いが袋も大きいし、3つも買えばかさばる。あはは...なんで3つ買うかというと、おまけしてもらえる。
 年末に「張り子の黒牛」を買ったお店に行くと、もう黒は売り切れで「赤牛」がいたが、高いのでやめる。まるちゃん軍団は「食い気」だよ。「花より団子」
 「かたやき」を買いに行く。丸いお煎餅だが、分厚くて固い。名物だ。「固いねー」といいながら、やみつきになったりして... うふふ... 店先で手焼きしている店があり、香ばしい匂いで客が群がる。「となりの人間国宝 認定」証を貼ったお店に行く。円ひろしさんが笑っている写真入りだ。さくらちゃんで言うと「見たわ、その番組」と言う。他にも美味しそうなお煎餅だらけのお店で活気がある。
言っとくけど 普段は素通りなんだよ こんなあちこちで買い物するのは ひとえに さくらちゃんに持って行くからよ つまりはサービス精神
 「何でも千円」の店で、フリースのパジャマを2着買う。ばあちゃんのだよ。「ばあちゃんの原宿」清荒神だもの、服もいろいろある。
 次は全国名産品の店。黒豆アイスを食べたいところをぐっと我慢で「生姜湯」を買う。風邪のひきかけに効く。試食を頂くと、ずいぶんと濃い。ここでも甘酒を買う。
 次は佃煮やさんで「辛し漬」 ここはその昔、花山椒や実山椒を採って売りに来ていたお店だ。あの時の女将さんは?もうとっくに代替わりだけど、ね。
 小さなスーパーがあり、安いからいろいろ買いたいが、重いのでやめる。