「平和」

 「たたかうおばあちゃん」を送ったら、若い友人から葉書が来た。
「すももさんの心が、どうぞ 平和な落ち着いた境地になれますように」とあった。
 あちゃー! 「平和でもなく、落ち着いてもない」と見られたのか?それは失敗だったなぁ。
 どう書けばわかってもらえる?「たたかうおばあちゃん」を連れていたら「たたかうおばあちゃん」を守るためには、私も「たたかわざるをえない」
 「権利は与えられるものではなく、自分達でかちとるものだ」と習ってきた私たちの世代であった。婦人参政権だってそうであった。
 それを次世代に伝えていくことを怠ってきたのだろうか。
 だけど、私の心は、いつだって「平和」で「落ち着いている」のだよ。「たたかうおばあちゃん」と暮らす日々は、波乱万丈だけれど、波乱万丈が楽しいのであって、それ以外にないのだけれど、ひとにわかってもらうのは難しいなぁ。
 毎回毎回、送っていないからかな?年に1回・2回は「今回は読んでもらいたい」というのができてしまい、それを送るから、知らずと力が入っているのだろう。
 「すもも応援団」なら「めっちゃ、おもろい!」「すももちゃんのあたふたぶりを想像しただけでおかしい!」で、すますことろなんだがなぁ。