手紙

「先日は、たたかうおばあちゃんNO.80をお送り下さりありがとうございました。
 新型インフルエンザで、学校も通所施設も休業になったときのことなので、我が家のことも関係するため、これまでより一層興味を持って読みました。
 上からの一枚の通達で、ほとんどの関係施設が休業になったというのは、いかにも日本的で、気持ちが悪いぐらいです。
 しかし、その時は、新型の病気という、命に関わる出来事なので、誰も文句は言いませんでした。
 しかし、そのおかげで困った家庭がたくさんあったことは、特別支援学校や福祉施設に勤めている人なら誰でも経験しているはずです。
 もう済んだことなので、今回のことから教訓にすることがあるとすれば、上の人は、関係する施設に何でも一律に要請するというばかげたことをしないことです。また、もしそのような事態になったとしても、利用者は逃げ道を確保しておくということですね。」

 彼の冷静な分析を読むと、頭をガーン!で、少しは冷静になれますか?皆さん。
 「上の人」とは行政の命令を出す人だろうか?
 「利用者は逃げ道を確保」という対処で行きますか?そうだね。そうかも知れないね。