介護者もいろいろ

 友達が電話をくれて「いつもありがとう。でも読む暇がないわ」と言う。「要らない」ってことか?
 「近所のひとは『おもしろい』って言うよ」と言うと「他人だからよ!」と切って捨てられた。
 そんなことないよ。それなりに介護の経験があったり、人生の先輩なのだから、皆、いろいろな苦労を重ねてきて、しかも、今は「ばあちゃんとすももの応援団」でしょう?「おもしろい」って「笑ってもらってなんぼ」が我々、介護中の関西人だよ。
 今回、市長さん、県知事さん、厚生労働大臣麻生首相、国会議員さん達に送ったのだって「今回の休業でインフルエンザの拡大が止まったのは評価します。でも、実際、我々、介護中の者は困ったのです。わかってください」と書いたのだ。批判した部分は「たたかうおばあちゃん」の中にたくさんあるが「まず、わかってください」なのだ。
 「国会議員や偉い人、政治家に庶民の苦労がわかるのか?」と言う人がいるが「では、あなたは苦労をその人たちに伝えたの?」ということだ。言わなければ伝わらない。
 それよりも「え〜、江田五月さんや鳩山由紀夫さんや川田龍平さんから葉書が来たの〜?見せて〜!」と言ってくれる私の周りの応援団の方がよっぽど「魅力ある人たちだ」と思わない?