「自助」ができた!

 そこで次の人の相談。
 「今、介護休暇を取っていて、それがおわったあとには職場に戻りたい。どうすればいいか?」
 私は思う。お母さんをどこか施設に入ってもらって、あなたは仕事を続け、お金を稼ぐに専念する。
 しかし、「さくら会」に来る人は真面目な人なので、悩むのだ。「仕事を続けながらお母さんと暮らしたい」
 悩むとき、相談に行くとき、市役所に行くとき、病院に行くとき...
 私が言った。「一人で行かなくてもいい、ここにいる「さくら会」のスタッフについて行ってもらいなさい。二人で質問する。ついて行った人がメモを取る。同じことを3回訊く。メモをする。録音する」
 早速、反論が来る。しめた!「私が一緒に行きます。私も同じ立場です」
 これだ!「すぐ動くメンバー」しかも同じ立場の介護者。
 別の反論もある。「録音はまずいよ。相手が構えるよ」あはは。ではメモにしたらいいやん。構えるぐらい、でちょうどいい、と思うがなぁ。

 「さくら会」「つどい場さくらちゃん」
 「見守りタイ」は「介護される人」しか見守らない。そうではなくて「介護している」人が必要なのは、「つどい場」「おでかけタイ」「学びタイ」だけではなくて、「一緒に交渉に行ってくれる人」も!!!「病院に行って先生に質問するときの応援団」も!!!