「40息子のぐうたら介護録」を買ってあげて下さい

 「たたかうおばあちゃんブログ」の読者の皆さん、お元気でしょうか。
 今日は本の紹介と「よかったら、買ってあげてください」のお願いです。
 「40息子のぐうたら介護録」鈴木宏康著 CLC発行 2009年
 出たばかりだと思います。私は「ブリコラージュ」という月刊の介護雑誌の広告で見て、取り寄せてもらいました。各メディアで紹介されているそうです。
 宏康さんは会社勤めをしながら、お父さんを介護されていたのですが、亡くなられて、何年かして、お母さんが認知症になったときには、勤めながらの介護が大変になり、職場の理解に恵まれず、退職に追い込まれます。今はお母さんの年金で、二人で暮らしておられます。それではお金に困るはずで、デイサービスも週に1回しか行っていません。
 そして知り合ったのが、鈴木恵子さんです。ここでびっくり!鈴木恵子さんなら、知っているわ。
 私はこの春、琵琶湖畔大津プリンスホテルで開かれた「地域さろん・宅老所・グループホーム・グループハウス全国連絡会」という集会に、まるちゃんこと「NPO法人・つどい場さくらちゃん・理事長・丸尾多重子さん」が「レポーター」で出るので「追っかけ」て行きました。
 その壇上にまるちゃんと一緒に上がったのが「すずの会」鈴木恵子さんだったのです。「こまったときは、すずを鳴らしてね。あなたのそばにいますよ」という「鈴」だそうです。でも、鈴木さんという姓は、たくさんあるのですね。宏康さんと恵子さんは他人です。
 恵子さんに「読みました」と手紙を出しました。幸い、覚えていて下さいました。偶然、帰りのJRで一緒になり、京都まで、私の「たたかうおばあちゃん」の写真を見てもらいながら話をしましたから。
 うちのばあちゃんも、宏康さんのお母さんと同じぐらい強烈ですからね。共通点は「実の母ではない」のです。そしてそのため「お母さんの面倒をみる運命を与えられたから」頑張れるのです。宏康さんも「おそるべき認知笑!笑うしかない」と書いています。
 読むと「そうだ、そうだ」と思うことばかりです。
 なのに、今、「鈴木宏康、介護」で検索して、初めに出てくる人たちの読後感は「ここまで強烈に書いたのは初めてかも?」なんて書いてあります。私がとっくに書いているのに、ね。
 鈴木恵子さんから頼まれました。「本を買ってあげてください。売れたら、宏康さんにお金が入ります」
 なるほど!皆さん、ぜひ、買ってあげてください。私がやった語句で検索したら、すぐに出てきます。ではでは、よろしく。