英語教室

 夜は6年生の英語教室だ。
 やはり大文字はできるが小文字は弱い。「学校ではどんなときにコンピューターを使うの?」と尋ねると「調べ物」と言う。ローマ字入力なのだそうだ。「来週は小文字のテストをします」と予告した。
 今日は
 This is not an orange.It is a yuzu. を教える予定だった。
 みかんの木を見せる。植木鉢ごと持ち込んで見せる。その昔、小夏みかん晩白柚を蒔いたので、この木はそのどちらかであるのか、わからない。 
 次に、みかんとゆずを見せる。英文はだいたい意味がわかるぐらいでいい。「これはみかんじゃないよ。ゆずだよ」
 「冬至だから柚子風呂だよ」と言いたいのだが、冬至?「夜が一番長い日だよ」と言っても、わかる子はわかる。首をかしげる子もいる。一般常識と漢字の知識に欠ける。基礎は国語力だよ。
 いつのまにか、四季の話になり、春分の日秋分の日・夏至冬至。「『とう』を使った言葉は?ヒント・へび・かえる・とかげ」「とうみん」「どんな漢字?」「習ってない」「携帯電話のメールで探すのよ」で「冬眠」が出る。
 ついで英和辞書で「spring」「summer」「fall」までいって時間切れ。
 英語教室は迷走状態だなぁ。まぁなんとかなるさ.