精神科に行かないという選択

 今日は岸川先生に言われたように、ネットの「おくすり110番」で「薬」を調べた。薬の名前と一応の薬効と注意メモだ。副作用と体験談は別のサイトを探さねば。
 岸川先生の講演会では、先生が薬の名前を言われると「その薬を飲んだら...」と言う人が複数にいて先生が「副作用は今から言おうとしていました」と言われる場面もあった。
 家族は熱心だ。一生懸命お医者さんに連れて行っているのだ。「どこが悪いのか?どうしたらよいのか?」知りたいのだろう。診断が間違っていても、処方が間違っていても、素人には気がつかないこともある。そもそも「医者には行きたくない」本人を、なだめたりすかしたり、だましたりして連れて行って、その医者が「やぶ」だったら、簡単に「代えなさい」と言われても、また初めからやりなおしだ。家族にエネルギーが残っているだろうか?
 私のように「精神科には行かない」という選択をした人はまれなのだろう。今でこそ「『80過ぎたらぼけても当たり前』と三好春樹さんが言った」と開き直れるけれど、ケアマネ君には「あんなに怒るばあちゃんを、精神科に連れて行ったらどうですか」と何度となく言われ、小声で「でも」と黙秘権で通したのだ。あのときは、かなりしんどかった。
 それでも、狭心症検査入院で、一時的精神錯乱に陥り、睡眠薬が効かなかったこと、親戚のお医者さんに「一発でおとなしくなる薬、あるの?」ときくと「あるよ〜」とニヤリとされて、「あ〜こわ〜、飲まさんとこう」と思ったのだ。
 案の定、三好春樹さんのとおり、優しいケアスタッフさんたちのおかげで、ばあちゃんは幸せで、相変わらず、プンプン怒っていた。あはは。
 これからの人へ、精神科・心療内科・いろいろ看板はあがっていても、簡単に信用してはいけないよ。薬を飲んではいけないよ。今から心得ておかねば。
 「それならどうするか?」
 岸川先生の言われる「予防」だ。
 「人間は動く動物」なので、「全身の健康」が脳の健康なのだ。「早寝・早起き・朝ご飯・運動」だよ。お日様にあたる。
 私が言うのは「目と耳と歯を治療する」「ものごとに感動する」