雨の日におでかけ

 沖藤典子さんの「女が職場を去る日」がほしいと、教え子に言うと「絶版」だった。図書館に行って「長いこと、図書館に来ないので、本の探し方がわかりません」と言うと「著者名と書名をどうぞ」と言われた。言うと「古い本ですね」と言いながら、コンピューターでピッピッ。「中央図書館にありました。取り寄せますか」「はい」で予約していたら、次の日に「入りました」と電話がきた。受け取りに行かねば...
 ついでに、郵便局に行こう。それから「たたかうおばあちゃん90号」を届けよう。保育所の上に「かふぇ」があるので、営業していれば預けられるだろう。保育所かぁ。そうだ、この葉っぱつき玉葱をプレゼントしよう」と言うわけで、大小とりまぜ、ぽいぽいと袋に入れ、バスに乗った。重いのでまず玉葱を処理しよう。保育所の前で、思案していたら「すももさん!」て、昔の知り合いだった。お目当ての方に会えたので「玉葱でお子さんたちに季節を味わってもらってください」と言って、プレゼント。
 カフェに行くと、もう一人の方にも会えて「たたかうおばあちゃん」と「紫陽花の会のご案内」をプレゼント。
 カフェにいたお客様が「あなた、さっき、斜行エレベーターでご一緒だったわね」と言われた。「よく覚えておられますね」と言うと「つどい場さくらちゃんで出会ったわよ。私はボランティアよ」と言われた。食べ終わるとさっさとウエイトレスになられた。なるほど、ボランティア・カフェなんだ。「地域の皆が来て集えるように」と開かれている。
 カウンターにいた人が「あなたが、すももさん!知っているわ」と言われたり、コックさんは「介護者の集いで出合ったわよ」とくれば、すごい!知られていた。悪いことはできん。て、べつにしてへんけど。