コピー

 雨の中、コピーやさんに行った。機械が熱を発するせいもあって、蒸し暑かった。玄関のドアを開けて涼しくしていたら、今度はコピー用紙が湿けて、つまるのだ。何度も紙詰まりになる機械と取っ組んでおられた。ご機嫌ななめなのね。
 私は順調にいって、「たたかうおばあちゃん96号」を作ってきた。もう96号なんだ、と一人で感慨にふけっている。震災後の大変さで、うかつなことは書くこともできず、中身は日常茶飯事だが、平穏な日常こそがありがたいと思う。