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 NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」「認知症と向き合う。その1『太田正博さん いつまでも自分らしく生きる』」
 太田さんの10年を追う。太田さんを前に見たことがある。講演し、最後に「マイウェイ」を歌う人だ。10年たって症状は進んだようだ。「何もできない。どうせ死ぬだけだ」と苦しむ夫をどう支えようかと悩む妻。太田さんが「みんな持っていく」というのだが、それは「喪失感だ」とアドバイスする主治医すがさきさん。
 ところで「自分らしさって何だろう?」
 太田さんは20年以上会っていなかった合唱団の練習場に行く。喜んで、一緒に「マイウェイ」を歌う太田さんはすごい!若返って別人みたい。確かに症状は進んでいるが、町永アナウンサーの質問に答えている。自分の状態を「どんどん入ってくる」と表現している。つまり「『できることはいっぱいある』認知症になってもその人であることは変わらない」と町永アナウンサーが締めくくった。