「知っていますか?TPP 環太平洋連携協定は、あなた自身に関係する問題です」

 朝日新聞意見広告 2011年10月30日
*食の安全・安心・・・脅かされる食の安全と安心
  ・残留農薬規制緩和
  ・ポストハーベスト8収穫後使用農薬)の規制緩和
  ・遺伝子組み換え食品の輸入拡大
  ・BSE(牛海綿状脳症)のリスクがある牛肉の輸入などのおそれがあります。
*医療・・・医療の質の低下、患者の負担増
  ・国民皆保険制度が崩れ、医療費が高騰
  ・医療サービスが自由化され、不採算地域から病院が撤退
  ・医師・看護師などが都市部に集中し、地域医療は崩壊などのおそれがあります。
*食糧自給率・・・食糧の安定供給が失われ、自給率も激減
  ・国内農業が大打撃を受け、農産物の生産量が激減
  ・減少率は米(−90%)、牛肉(−75%)、牛乳乳製品(−56%)、甘味資源作物(サトウキビ等)(−100%)など
  ・食糧自給率は39%から13%に低下 などのおそれがあります。(農林水産省資料より)
*世界の飢餓・環境・・・穀物の需給バランスが崩れ、世界に影響
  ・に本の食料輸入が拡大し、穀物の需給バランスが崩れ、価格が高騰。アジアでは飢餓に苦しむ人が増える
  ・その食料を生産するために、耕地開発が必要になり、環境や生態系に悪影響 などのおそれがあります。

 TPPは、農業・輸出産業だけの問題ではありません。生活のさまざまな分野に影響する問題です。
 TPPから日本の食と暮らし・いのちを守るネットワーク
  幹事団体:生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、大地を守る会、パルシステム生活協同組合連合会全国農業協同組合中央会、全国農業会議所、全国漁業協同組合連合会全国森林組合連合会、社団法人大日本水産会、社団法人中央酪農会議 
 考えてみよう!TPPのこと
 http://www.think-tpp.jp/